こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
暑いときに活躍してくれる素材は
お洋服でも着物でも「麻」が定番!
着物にも、絹だけでなく
夏は麻の織物が大活躍です。
沖縄にはたくさんの織物がありますが、
麻の織物は、次のようなものがあります。
【沖縄の麻の織物】
〇宮古の上布
〇八重山上布
江戸時代から木綿が普及して、
普段着は木綿が一般的でしたが、
それまでは麻の衣類が一番古いのです。
遡ると、縄文時代から
麻の衣服が使用されていたのです。
一口に麻といっても、たくさんの種類があり、
日本では、大麻(たいま)や苧麻(ちょま)は、
やわらかく吸湿性が優れているために衣服に適していました。
麻織物の最高級品は、
日本三大上布と言われるものがあります。
宮古上布、越後上布、近江上布です。
沖縄の宮古島で織られる宮古上布は、
苧麻(ちょま)の麻の繊維から糸をつくって
織り上げています。
精緻(せいち)な絣模様と
独特な光沢感があり
麻織物の高級品として、国の重要無形文化財にも指定されています。
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宮古上布 島袋 朝子 九寸なごや帯
同じ麻織物では。縮(ちぢみ)がありますが、
上布は、平織でシボが少ない(凹凸があまりない)
通気性抜群の織物です。
この麻の着物には、
夏物の帯を合わせます。
博多帯や絽つづれなどがおススメです。
6月でも、夏日が多いこの頃です。
おしゃれで楽しむのならば、
麻の着物は涼しくて快適ですよ。
ただシワになりやすいかもしれませんが、
それもひとつの味です。
自宅でも洗えるので、汗をかいても
気持ちよく着られるのもポイントですよ💕
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