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誉田屋源兵衛 佐賀竹錦 佐賀錦 袋帯

鹿島本花取網代文

【佐賀竹錦】

【佐賀錦】
文政年間 十一代徳川家斉公の御世 佐賀鹿島藩主夫人柏岡の方が 網代組の美しさに魅せられ御殿女中等と工夫を重ね網織の鹿島錦を完成させた 明治時代ロンドン万国博覧会に出品して大好評を博し これを機に大隈重信の肝いりにて名称を鹿島錦から佐賀錦と転じた
我が国の誇る織物の最高峰の一つとして燦然と輝いている

【竹屋町箔繍】
関白秀吉最晩年に中国伝来の竹屋町箔繍を京・竹屋町にて奨励・庇護し 主に茶道の裂として珍重した 徳川の御世にも引き継がれ茶人に愛好された

佐賀錦・竹屋町箔繍ともに華麗なる箔を用いることは共通する
誉田屋にて贅沢にもこの二様を組み合わせることに成功し比類なき織物 織宝「佐賀竹錦」を完成せるもの他


裏地:【ドーマン セーマン】

この印は、陰陽師と関係するのではないかといわれ、星形の印は安倍晴明判紋
格子状の印は九字紋と同じ形状であり魔除け、魔おどし、護身の意味を持つ。

このセーマンは安倍清明、ドーマンは蘆屋道満の名に由来するといわれる。
道満(ドーマン) 清明(セーマン)

誉田屋源兵衛

京都 帯匠