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誉田屋源兵衛 立涌龍文唐草 色無地 着物

【立涌龍文唐草】

大阪府羽曳野市『誉田八幡宮』に収蔵される国宝「金銅透彫鞍金具(こんどうすかしばりくらかなぐ)」は、応仁天皇稜とされる誉田丸山古墳から幕末に出土した。唐草状に連続する龍文の透彫りが施された見事な古墳時代の鞍金具である。

本品は、この龍文を立涌に配し文様にした。龍は雨と密接な関係があり、ひいては大地に豊穣をもたらすものとされた。唐草は繁茂する様が繁栄発展に通じるとされ、立涌の蒸気が立ち昇る様は運気上昇を意味するとして喜ばれてきた。

立涌龍文唐草は、吉祥三重の文様である。

誉田屋源兵衛

京都 帯匠