『墨流し染め』は縁起もの
墨の黒。「水に墨(くろ)を流す」と「苦労(くろう)を水に流す」をかけた意味があり、昔から愛される縁起をかついだ文様です。
今でも、ある地方では和紙に墨流し染めをし、嫁入り道具にしのばせ「娘が嫁ぎ先で苦労をしないように。苦労が流れるように。」との慣しが伝えられています。
薗部染工
水面に描く伝統の染め”本墨流し染”
Japanese trditional dyeing "suminagashi"
京都で生まれた 美しいマーブル模様「墨流し染」。
1000年以上続く伝統の墨流し染めは、水面に染料を浮かべてその自然な広がりや描いた模様を写し取る染色技法です。水の自然な流動性と職人の手作業により生まれる可変的な美しさは一つとして同じものがありません。
『墨流し染め』ができるまで
「墨流し染め 」は、水面に浮かした墨汁で波紋上の模様を作り、それを布に転写して染め上げる技法です。現在は、墨の代わりに顔料を使用し、様々な色彩を出して染める事が可能になっています。
1 水面に色を浮かべる
17mの水槽の水面に、色彩豊かな顔料を浮かべていきます。
この時、完成する紋様を想像して、色をのせていきます。
2 柄を描く
その後、竹串や振動、風を吹きかけ複雑な紋様を作っていきます。
生まれる模様は、力加減や振動の具合で変化するので、同じ模様が出来る事が無く世界に一つだけの柄ができ上がります。
3 生地を染める
生地を水面の模様上に浮かしていき静かに紋様を転写していきます。
一気に17mの生地を染め上げるので、ムラができないように染め上げるのは、繊細な神経と熟練した技が必要です。
4 洗い流す
染め上がった生地は、染めムラができないように、静かに丁寧に、水面からあげ、余分な染料や糊を水をかけて流していきます。
History
1300年の歴史をもつ墨流し
その始まりはさかのぼること平安時代、水面に墨と松ヤニを浮かべその柄を和紙に写し取り和歌をしたためて楽しんだという貴族のお遊びでした。その後、江戸時代には大衆の文化として広まり、紙だけでなく布を染める技術の研究が重ねられ、現代の布を染める技術が完成し現在の「墨流し染め」が出来上がりました。
『墨流し染め』の歴史
平安時代
墨流しの始まり
墨流しという技法は、1300 年前の平安時代の貴族が 川に墨を流し模様の変化を楽 しむ遊びを起点としています。 そののち、墨と松やにを用い、 その模様を紙に写しとり、 和歌を書くようになりました。
江戸時代〜近代
紙から布へ
墨流しの技法を応用した多様な 色や模様の料紙が生産されるだけ でなく、布帛など、様々な領域に 応用され、愛されてきました。
近代になると紙が主だった墨流し 染めを、布にも染められるように 八木徳太郎が技術を改良しました。 その後、京都高等工芸学校 ( 現 : 京都工芸繊維大学 ) 色染科教授の 鶴巻鶴一や、教え子の亀井光三郎が そして友禅染の日比野治三郎が譲りうけ、さらに研究を進めていきます。
現代〜
京友禅の墨流し
墨流し染の染色技法の変遷の 延長上に、現代の名工として 活躍した薗部正典氏が創り出す 現代の墨流し染があり、 現在、薗部染工事業部が想いを 受け継いでいます。 十数メートルを一度に描き、 生地にうつしとるのは、繊細な 神経と熟練した技が必要で、 現在でも描くことができるのは ごくわずかな職人だけです。
薗部染工について
思いと伝統を引き継ぎ、
時代に合わせ新しい染めを生み出す
墨流し染の染色技法を確立し、着物分野に京友禅「墨流し染」を広めた現代の名工薗部正典氏。
第二章「薗部染工」はその技術と想いを引き継ぎ、新しい素材への挑戦やライフスタイルに合うデザインを生みだしています。
平安時代貴族のお遊びから始まった墨流し染めは時を超えて、今もなお、プロダクトとして私たちの生活に息づいています。
薗部染工の始まりは、本墨流し染めを京友禅として世に広めた薗部正典から
薗部染工は、「本墨流し染め」の先駆者である薗部正典が昭和45年に京都で創業した「株式会社薗部染工」がはじまりです。 令和2年に薗部正典の意思を引き継ぐべく手を挙げた株式会社京朋の染工場になり現在に至ります。京都でおよそ半世紀。先代の薗部正典の意思を引き継ぎ、現在は、小幅〜広幅の墨流し染めをしております。
奈良 生駒 創業37年
洗練された上質なきもの専門店
帯ときもの やまぐち
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帯ときもの やまぐちでは、お客様、従業員のさらなる安心・安全の為、菌・ウイルス対策にも努めております。店内に抗菌・抗ウイルスコーティングを施工し、認定を受けました。今後ともお客様、従業員に喜びを提供し、そして社会に微力ながら貢献してまいります。
〈 店舗での取り組み 〉
1.手指消毒液(アルコールまたは次亜塩素酸水)・自動ディスペンサー・ハンドペーパーの設置
店舗入口に消毒液自動ディスペンサーを設置し、お客様が手指の消毒をしやすい環境に努めております。
また、トイレには手指消毒液(アルコールまたは次亜塩素酸水)・クリーナー(アルコールまたは次亜塩素酸水)・消毒液自動ディスペンサー・ソープ自動ディスペンサー・ハンドペーパーを設置し、清潔にお使いいただけるように努めております。
2.抗菌・抗ウイルスコーティングの施工
入店口・客席・トイレなどに抗菌・抗ウイルスコーティングを施工しております。
3.空間清浄器・加湿空気清浄機・サーキュレーターの設置・換気の実施
店内に空間清浄器・加湿器・加湿空気清浄機を設置するともに、窓の開放・換気扇・サーキュレーターの使用により常時換気を実施しております。
〈 お客様へのお願い 〉
お客様に当店を安心してご利用頂けるよう、ご来店日時のご予約のご協力をお願いしております。



