奈良 生駒市 帯ときものやまぐちです。

美しいデザインで人々を魅了する、着物。目の前でいろいろな着物を見てみたい、と思う人もいるのではないでしょうか?

そんな人におすすめなのが、着物を展示するミュージアムへのお出かけです。

 

着物を展示する博物館や美術館は全国各地に存在しています。

今回は、そんな着物を展示するミュージアムのうち5カ所をピックアップして掲載しました。

ぜひお気に入りの着物を身に着けて、お出かけしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

着物でお出かけ! 全国各地の着物ミュージアム

 

今回は、「青梅きもの博物館」「日本きもの文化美術館」「久保田一竹博物館」「西陣織会館」「織成館」の5カ所をご紹介します。どのミュージアムも、着物好きなら一度は行ってみたいスポットばかりです。

 

東京や福島など、着楽楽Kimono教室のある大阪から離れたスポットもありますが、旅行がてらお出かけしてみてはいかがでしょうか。さっそく、どんな着物ミュージアムなのか見ていきましょう!

 

 

 

青梅きもの博物館(東京・青梅市)

まずご紹介するのは、自然あふれる東京・青梅の地にたたずむ「青梅きもの博物館」。宮廷衣装や江戸時代の着物をはじめとする、貴重な衣装や資料を展示する博物館です。元梨本宮家からの衣装提供をきっかけに始めたという収集は、500を超えるそう。

 

館内の展示品は、約3ヵ月ごとに入れ替えがおこなわれます。過去には、「宮廷衣裳展」「時代衣裳展」「シルクロード展」「花嫁衣裳展」などが企画されました。季節ごとに展示が変わるため、行く時期を変えて、何度も訪れたくなりますよ。

 

 

 

日本きもの文化美術館(福島・郡山市)

続いてご紹介するのは、福島県郡山市にある「日本きもの文化美術館」。江戸時代以降のアンティーク着物を展示する美術館で、貴重な花魁道中着も展示されています。着物は約60点が常時展示されているほか、年3回企画展も実施。約500点もの、くしやかんざしの展示がおこなわれています。

 

また、館内にはノスタルジア・ミュージアムも併設されており、昭和の暮らしを感じることもできます。その他にも、カフェやミュージアム・ショップを完備。ミュージアムショップでは、着物を使用したオリジナル商品が購入できます。

 

 

 

久保田一竹美術館(山梨・南都留郡)

「久保田一竹美術館」は、染織家・久保田一竹(くぼたいっちく)氏の作品を展示する美術館です。常設展示では、代表作品などが展示されています。展示内容は数か月ごとに変わり、過去には富士をテーマにした「富士山展」などが展示されていました。

 

館内には、オリエンタルなインテリアが配された茶房があり、抹茶などをいただきながらゆっくりと過ごせます。蜻蛉玉やちりめんを使ったアイテムがそろう、ミュージアムショップも併設。自分や友人、家族へのお土産にいかがでしょうか。

 

 

 

西陣織会館(京都・京都市)

続いては、京都にある「西陣織会館」をご紹介。こちらは、西陣織を見る、学ぶ、着る、体験する、買うことのできる施設です。1時間おきにおこなわれるきものショーでは、華やかな着物姿を楽しむことができます。蚕や西陣織について学ぶ、コーナーもありますよ。

 

また、西陣織や本場奄美大島紬などの切れ端を使い、バッグや数奇屋袋をつくる体験も実施しています。予約が必要ですが、気になる方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

手織りミュージアム 織成館(京都・京都市)

最後にご紹介するのは、京都にある「手織りミュージアム 織成館」。全国の手織物や時代衣装を展示するミュージアムです。時代衣装は、江戸時代後期~昭和初期のもの。約400点ある所蔵品のなかから、テーマに合わせた展示がおこなわれます。

 

また、現役で使われている手織工場の見学ができるほか、手織り体験をすることも。手織り体験は、3名様~予約可能とのことなので、着物好きな家族やお友達を誘ってお出かけしてみてはいかがでしょうか。

インターネットなどを使い、展覧会などをチェックすると思わぬ出会いがあるかもしれませんよ。

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