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山下芙美子 黄八丈めゆ工房 着尺 着物

【黄八丈 きはちじょう】

東京都から約290キロ南にある八丈島で古くから作られてきた絹織物 黄八丈(きはちじょう)

独特の黄色と光沢のある生地で知られ、模様は縞か格子です。糸は紬糸ではなく絹練糸を使い、平織または綾織で、高機で手投げ杼を使い手織りされます。1977年に国の伝統的工芸品に指定されました。

 島に自生する植物で染めるのが特徴で、黄・茶・黒の三色が基本。深みのある黄色は八丈刈安を煮出した液に20回浸け染めします。茶色はマダミの樹皮を煮た液で染め、マダミなどの樹木の灰汁で媒染。黒は椎の樹皮で染めて泥染します。この三色を基本に媒染や織り方の工夫で多様な色を表します。茶色の地色は鳶八丈、黒だと黒八丈とよびます。

 八丈島は昔から絹織物が盛んでした。江戸初期、黄八丈は大奥や大名などの上流階級専用でしたが、町人に着用が許されると江戸を中心に全国で流行。江戸末期には、裕福な町人女性が黒衿を掛けて着て人気を集めたといいます。

山下芙美子 黄八丈めゆ工房

東京 黄八丈