こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
ちょっと袷(あわせ)の着物では
日中は汗ばむ季節に
なってきているようです。
袷(あわせ)のきものでも、
単衣(ひとえ)のきものでも
季節問わず、おしゃれで楽しむきものにぴったりなのが
「博多帯」です。
名前から想像できますとおり
博多織りは、
福岡市を中心に織られています。
主に帯地として用いられる絹織物です。

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博多織は、
鎌倉時代に博多の商人が
中国より持ち帰ったものとされています。
その後、江戸時代に筑前藩主の黒田長政が
幕府に献上したことで
「献上博多」とも呼ばれました。
博多の特徴として、
帯を締めた時に「キュッキュッ」と鳴る
絹鳴りの帯とも呼ばれ
ハリがあって、
一度しめるとゆるみにくく
丈夫です。
たて糸はたくさんの細い糸を使い、
よこ糸は太い糸を強く打ち込むことで
このハリと強くて丈夫な帯が出来上がります。
製法もさまざまで、主なものとしては
つぎのようなものがあります。
●献上、変わり献上
●平博多
●間道

竺仙 浴衣 博多帯 コーディネート
仏具の独鈷(どっこ)や華皿をモチーフにした
献上柄や
名物裂の間道をモチーフにした間道柄は、
縞模様や格子縞など多くのデザインがあります。
基本的には、八寸名古屋帯や半幅帯として
おしゃれ着や普段着のきものに合わせます。
シンプルな織り柄は、
無地のものから柄のある着物にも
とてもコーディネートしやすく
薄くて軽くて涼しく着られるので
何本あっても
欲しくなってしまう、頼りになる一本ですよ~💕
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