奈良 生駒市
帯ときものやまぐちです。

 

きものを着る機会が減っていると思いますが
実はそんなことはありません

いろいろなシーンで着ていただける

訪問着をご紹介します。


訪問着は、結婚式お呼ばれ、七五三、式典など着る機会がたくさんある優れた着物です。

 

具体的なおすすめシーン&イベントと選び方のポイントをお伝えしますね。

 

色や柄も豊富な訪問着。季節や場に合わせた「和のおしゃれ」を楽しみましょう。

訪問着とは?

訪問着は、振袖や留袖と違い、年齢や結婚の有無に関わらずどなたでも着ることができる社交着。

 

柄のつながらない付け下げとは違い、襟から肩へつながった「絵羽模様(絵柄が一枚につながっているもの)」が特徴です。

 

着物の格式としては略礼装にあたる服装であり、フォーマルシーンからカジュアルシーンまで、幅広く対応。

 

裾だけ模様が入った留袖より色柄の種類が多いので、柄や帯などのコーディネートを楽しめます。

 

訪問着におすすめのシーンは?

訪問着は、留袖と小紋の中間に位置するおでかけ着として誕生した着物です。色柄によって、正礼装から略礼装まで幅広い場面で活躍します。

 

ここからは、訪問着を楽しめるシーンをいくつかご紹介します。

 

結婚式・披露宴

20th family ceremony furisode nara ikoma obi kimono yamaguchi

20th family ceremony furisode nara ikoma obi kimono yamaguchi

訪問着を着るシーンとして、はじめに思い浮かぶのが結婚式ではないでしょうか。もちろん、訪問着も結婚式で着用できます。

 

新郎新婦に近しい親族の方は留袖や振袖を選ばれることが多いのですが、遠い親戚や友人・同僚等の結婚式に出席する場合は訪問着を着る絶好のチャンス。

 

 

既婚者の方やスピーチや余興などで壇上に上がる方であれば訪問着を着るとよりフォーマル感が出ます。

 

地域によって風習が違う場合もあるので、結婚式に着物を着用するときは事前にご親戚等に確認したうえで選ぶと安心です。

 

お宮参り・七五三

お宮参りや七五三の付き添いとして着物を着るときの選択肢として、近年選ばれているのが訪問着です。

これまでは色無地を着られる方が多かったのですが、最近は訪問着も人気。

 

古典柄や上品な色合いのものを選び、礼装らしいフォーマルな帯と組み合わせれば、お子さまの節目にふさわしい装いになるでしょう。

 

入学式・卒業式

訪問着の着用シーンとして結婚式に次いで想定されるのが、入学式や卒業式などの式典です。

 

お宮参りや七五三と同じく、礼装らしい落ち着いた色柄のものを選ぶと式事にふさわしいコーディネートになります。

 

入学式や卒業式は、お子さまが主役。親御さんの装いは、強く主張しない上品な絵柄の着物を選ぶことが大切です。

 

お茶会(茶事・初釜等)

お茶会では、時期や主旨によって着物のチョイスが変わります。訪問着は茶事のように正式なお茶会や初釜など改まった場で着用しましょう。

控えめで古典的なデザインがおすすめです。

 

観劇・お食事会・園遊会・祝賀会など

改まった場以外でも着られるのが訪問着の魅力。

明るい色柄の訪問着は、親しい方への訪問や同窓会などカジュアルなシーンで活躍し、コンサートやパーティーなどでも場に華を添えられます。

 

最近人気の紬の訪問着も略礼装として最適。

 

個性的な色柄や着こなしが許されるシーンでは、柄つきの長襦袢や色つきの半襟を選んで多様なコーディネートを楽しみましょう。

 

 

 

訪問着を「いつ着るのか」「どんな格式のものを選ぶのか」は招かれた席によって変わります。

 

結婚記念日や職場のレセプションなどでも、様々なシーンに活躍する訪問着のコーディネート

やTPO、お困り事等お気軽にお問い合わせ下さい。

 

yamaguchi furisode