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南風原花織 琉球かすり 九寸なごや帯

南風原花織 琉球かすり 絣

【琉球絣】(りゅうきゅうがすり)

沖縄県の絣織物の総称でしたが、現在は主に沖縄本島の南風原地区を中心に織られている絣織物をさします。

沖縄の伝統的な柄などが表された琉球絣は、1983年に国の伝統的工芸品に指定されました。

その大きな特徴は、琉球王府から伝わる「御絵図帳」の約600種類あるといわれる、自然や動植物などの名が冠された沖縄独特の模様やそれを現代風にアレンジした図柄などが表されていることです。

大正時代までは藍染の木綿の紺地に白絣が大部分でしたが、現在は絹素材の色絣がほとんどです。紬糸を用いた袷から強撚糸を用いた夏向きまであります。

絣柄は経絣、緯絣、経緯絣で表され、現在ではほとんどが手括りの絣糸で、植物染料が多く使用されます。


【南風原花織】(はえばるはなおり)

2017年1月、国の伝統的工芸品に指定されました。

那覇空港から車で約30分のところに位置する沖縄県島尻郡南風原町で、明治時代から継承されてきた浮織で文様を表す織物です。

花のように美しい立体的な柄には、クヮンクヮン花織・チップガサー・喜屋武八枚等独特の名称や模様が存在します。

丸正織物工房

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