Gallery

ギャラリー

竺仙 紅梅小紋 雪輪松取りに草花 綿 浴衣

【雪輪松取りに草花】 紅梅小紋 綿

格子状に太い糸を織り込んだ綿生地に、伝統的な染め方の一つである「引き染め」で江戸の頃より伝わる中形の柄を染め上げています。

シャリ感のある、涼やかなゆかた地です。

紅梅織はセミの羽を思わせる様な、夏の時期に涼しさを感じていただく為の素材です。

格子状の骨の部分は40番手の太目の糸を使用し、薄い透き通った部分は80番手の細目の糸を使い、その涼感を醸し出しております。

型置き・染めは小紋染め同様、和紙を使い彫りあげた昔ながらの型を使用しております。

糊置きをした後、色合いを鮮明にする為、引き染めにて仕上げております。

差し色はすべて手差しで行い画一化されない味わいを出しております。

【江戸後期天保13年(1842年)に創業の「竺仙」】

江戸染浴衣の独特な技術を活かし浴衣から江戸小紋へと世間に名を馳せ、歌舞伎の世界にまでその生きざまが描かれています。

竺仙染は、江戸明治から伝わる型紙と職人の鋭敏な勘のみで作られています。

反物の口型に「竺仙鑑製」と染め抜かれた「鑑」の一字にその覚悟が示されています。

「鑑」とは、手本になる、かがみ、また目利きなどの厳しい意味があります。

竺仙

東京 江戸小紋 浴衣 竺仙染