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廣瀬草木染織工芸 じょうずな手織 草木染飯田紬

信州 飯田 じょうずな手織 草木染飯田紬

信州、飯田紬(ひろせさんの紬)

 雪深い信州の地では、すべてがゆっくりした時間のな生まれてくるようです。

 全国に数ある紬のきものの中でも、この飯田紬のふくよかな風合は、なかなかのもので、糸づくり(養蚕)から、染め、織り、砧打ちまでの作業が一軒の家で営まれています。

 糸染めは、草木の色。糸が痛まないような優しく淡い色が中心です。

 反物の耳が揃ってないのにも訳があり、空気を含んだ緯糸をひっぱりすぎないように、ゆっくり押すように織っているためです。もちろん経糸もひっぱりすぎないように、たるませて、やさしく、しっかり空気を織り込んでゆきます。

 織り上がった反物は、400回ほど叩く「砧打ち」をします。こうして艶やかで柔らかな着心地のよい布になります。

廣瀬草木染織工芸