こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
着物通の方には、垂涎の的かもしれない
お着物があります。
たくさんのなかから、一生ものとして
大事にしていきたい着物!
「三代着て、味が出る!」といわれる
「結城紬」です!
その昔は、
まず始めに女中さんに着てもらってから!
と、なじませてから着たもの!というお話も。
普段着の着物で、一番の最高峰の着物です。
【結城紬とは?】
茨城県の結城市を中心に生産されている着物。
織物としての歴史は古く
日本最古の高級絹織物。
真綿から手で紡いで、
撚り(より)をかけない糸で織り上げます。
この糸を、タテヨコ使っているのも特徴。
そして、
地機(じばた)織りという
タテ糸を腰に固定して、その張力を体で調整しながら
カンカン!と力強く打ち込んで織り上げるものです。
なによりも、
着る側にとっての着やすさは
言い尽くせないほどです。
【結城紬の特徴】
●とろんとした風合い
●軽くて、丈夫
●着るほどに味わいが出てくる
羽織ってみて、初めて分かる
体に優しく馴染んでくれて、
軽くて丈夫で、普段に楽しむものとしてぴったり。
着込むほどに、
味わいが出てくるほかに類を見ない着物です。
無地、縞、十字絣、亀甲絣などが代表的です。
ぜひ、一度、触れる機会をみつけてみてくださいね。
帯ときもの やまぐち