こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
今日もだいぶ冷え込んでいますね~!
もう12月に入りますね!
この季節になると、
赤系の色は、
あたたかい感じがして、ほっとします。
一口に「赤」といっても、
さまざまですよね!
「赤」というと、太陽や火、血など、
エネルギーや生命の源などが
イメージされたり、
そういう意味もあって、
神聖な色でもありますね!
日本の伝統色の「赤」というと、
例えば、次のようなものがあります。
●朱色(しゅいろ)
●紅色(べにいろ)
●臙脂色(えんじいろ)
●橙色(だいだいいろ)
●猩々緋色(しょうじょうひいろ)
朱色は、大乗的な赤系の色です。
古墳の壁画にみられる朱色が
印象的な朱色です。
紅色というのは、紅花(べにばな)で染めた色。
中国から伝わって、日本に伝来された色です。
そして、猩々緋色(しょうじょうひいろ)は、
鮮やかで黄色みがかった赤色で、
虫からとった染料です。
日本にやってきた
ポルトガルやオランダ人によって
もたらされた珍品のなかに、
鮮やかな深紅の毛織物があったそうで、
猩々緋(しょうじょうひ)と呼ばれていたと
いうことです。
日本の伝統色は、
なぜか落ち着く気がする
懐かしい色のような感じがします。
呼び方の響きも
心地よく感じるのも不思議ですね!
帯ときもの やまぐち