奈良 生駒市 帯ときもののやまぐちです。

啓蟄(けいちつ)は穴を啓(ひら)いて虫がでる、という意味。冬眠していた虫たちが陽気に誘われて地表に出てきます。

なので、着物や帯にも虫の柄は「春と秋のお彼岸」あたりからよく描かれています。

 

春は何と言っても蝶の柄が多いようです。

蝶は、植物の命の元なる花粉や種を運ぶので、若い女性の将来の成長と幸せを祈り、振袖の柄に多く用いられます。