こんにちは!

「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。

 

日中は、まだまだ暑いですが、
夜は、鈴虫の声が
とても心地よいこの頃です。

 

四季の色どりを楽しめるのは、
日本の特権!

 

そして、衣服にそれを取り入れて
愛でる文化があるのも
日本ですね。

 

「かさねの色目」というもの
聞いたことがありますか?

 

平安時代に生まれた色の文化です。

 

四季の「あわれ」を感じ、
それを色で表現して、
取り入れました。

 

袷(あわせ)の衣の表と裏、
装束の重ね着する衣の色の重なり具合、
配色で表現したのです。

 

色の名前は、四季折々の植物から
名付けられました。

 

例えば、
秋のかさねの色目として、
「落栗色」(おちぐりいろ)があります。

 

落ちた栗を表すもので、
表が蘇芳(すおう)、裏が香(こう)の組み合わせ。

 

秋の豊かな実りの時期と
暮れゆく秋の風情を感じさせるものです。

 

栗は、
生活の中の身近な食べ物でもあり、
縁起のよい食べ物とされていたようです。

 

このかさねを
上手に取り入れ、
優雅に着こなすことが教養のひとつと
されていたとのこと。

 

そして、「季節は先取り」が
着物の基本です。

 

実際のかさねの色目、
色の事典などで、
確認して、お試しくださいませ~!

 

帯ときもの やまぐち

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