こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
きものの白生地に、
友禅染めや型染め、絞り染めなどを
施して、染めの着物ができますが、
そもそも白生地の代表といえば、
「ちりめん」ですね!
「ちりめん」って、そもそもなんでしたっけ?
「ちりめん」とは、
ヨコ糸に撚り(より)をかけて織ったもの。
デコボコした凹凸が特徴の生地です。
この凹凸のことを「シボ」と呼びます。
このちりめんは、
有名な2つの産地があります。
①浜ちりめん
②丹後ちりめん
浜ちりめんは、滋賀県長浜市で生産されています。
やわらかなシボが特徴で、
模様のない白生地です。
シボの風合いを生かして
友禅染めや型染めなど、
しっとりとした風合いで、
気品あふれる染めの着物が出来上がります。
一方で、
丹後ちりめんは、
京都の丹後地方で作られています。
特徴としては、
多種多様な模様、地紋が特徴です。
無地ちりめんや現代の感覚にも合う
模様入りの紋ちりめんがあります。
色無地の着物などは、
この模様がある丹後ちりめんですと、
また華やかですよ~。
帯ときもの やまぐち