こんにちは!

「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。

 

風が秋の気配を感じるこの頃です。
移ろいゆく季節、
秋1年でも、いい季節かなと思います。

 

着物に使われている色は、
つまりは昔からの日本の
気候風土から生まれてきているものです。

 

季節の花や草、風景など
自然の色から取り入れられ、
日本独特の色がありますね。

 

つまりは、「日本の伝統色」です。

 

色を選ぶとき、
色の歴史や云われ、イメージを大切にすると
着物の楽しみが広がります。

 

例えば、「紫系の色」。
古代より、日本では特別の意味を持っていました。

 

聖徳太子の時代には、
冠位十二階という、色が決められていましたが、
最上位の地位のイロハ、紫色でした。

 

●紫系の色の代表的なもの
紫色
藤色
葡萄色(えびいろ)
二藍(ふたあい)
菫色(すみれいろ)
滅紫(けしむらさき)

 

紫色は、紫草の根から抽出されたもの。
江戸時代には、京紫、江戸紫と呼ばれるものが
現れました。

 

葡萄色(えびいろ)は、
赤みがかった紫色です。
王朝人に好まれた色で、
「枕草紙」や「源氏物語」にも登場します。

 

このように、
色彩の美しさだけでなく、
色名にも味わいがあり、

 

実際の色を見なくても、
日本人であれば、色名を聴いただけで、
想像できるものもたくさんありますね~💖

 

この頃は、
化学染料が用いられることが多いですが、
昔ながらの日本の色、
大切にしていきだいですね!

 

帯ときもの やまぐち

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