こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
さて、あらたまったお席の着物ではなく、
お出かけでおしゃれで楽しむもの、
お正月に自宅で着たいなど、
同じ着物を着るおでかけでも、
TPOによって着るものが
違いますよね。
日常のおしゃれで着る着物であれば、
「着やすさ」「動きやすさ」を優先した
「マイサイズ」=「自分の寸法」がおススメです。
お母様の着物を譲ってもらったり、
新しくお仕立てするにも
着やすい「自分の寸法」を決めます。
日常を楽しんだり、
おしゃれでの着物であれば、
ポイントは次のとおりです。
【普段着物の寸法のポイント】
①裄
②身丈
③袖丈
今は、お洋服感覚ですと、
裄が長めがしっくりときますが、
普段着物ですと、長すぎると野暮ったく見えます。
また、礼装であれば、
袖丈も長めですとエレガントに見えますが、
普段着物であれば、
短めのほうが、動きやすく
軽快に見えます。
また、袖の丸みが大きければ大きいほど、
活動的でかわいらしい印象にもなります。
身丈は、
短いと、余分な布が少ない分
着付けが早く、楽にできます。
おはしょりも、少々少なめでも
OKです。
一方で、
フォーマルできちんとした場所に出るような
留袖や訪問着などは、
柄を優先したり、ゆったりめなサイズで、
上品に見える寸法を優先します。
ちょっとした寸法の違いですが、
印象もだいぶ変わったり、
動きやすさが違ったりします。
参考になれば幸いです。
帯ときものやまぐち
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