こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
着れば着るほど、
味わいが出る着物といったら。。。
ズバリ「本場結城紬」ですよ~!
結城紬は、
栃木県の結城市を中心に
生産されている織物です。
これからの季節、
この真綿からの糸を使った
この織物は、
おしゃれ着として、
着やすさ、丈夫さ、
あこがれの着物として、人気ですよ!
特徴としては、次のとおりです。
●撚りをかけない糸
●手紡ぎ糸
●地機(じばた)で手織り
この織物の歴史は、本当に古く、
奈良時代には、すでに朝廷に
献上されていたそうです。
この本場結城紬は、
反物にするまでの工程で、
3つの工程は、国の重要文化財の指定を受けています。
①糸紡ぎ(いとつむぎ)
②絣括り(かすりくくり)
③機織(はたおり)
真綿から、
「つくし」という道具に
糸を手で引いていて巻きつけていきます。
そして、
たて糸とよこ糸を絣にくくる位置に、
印をつけ、その部分を綿糸で強くくくります。
そして、地機(じばた)という織り機で、
体全体を使って、
強く打ち込んで織っていきます。
すべて手作業で、
大変な労力がかかりますが
着れば着るほど、
体になじんで、
とろみ感のあるやわらかさが出てきて
味わいが出てきますよ~。
決して安いものではないですが、
一生ものの着物となること
間違いなしです!
帯ときもの やまぐち