奈良 生駒市 帯ときものやまぐちです。

首都圏を中心に成人式の中止や延期などが

打ち出されています。

1都3県に緊急事態宣言が出されたことを受けて、都内では、成人式を従来どおり開催するとしていた複数の自治体が、新たに中止や延期を決めたことが分かりました。

 

新型コロナウイルスの感染拡大で首都圏の1都3県を対象に緊急事態宣言が出されたことを受けて、東京都は、成人式についてオンラインでの開催や延期をするよう協力を求めています。

 

首都圏の新成人向けに振り袖などの販売やレンタルを行っている着物店は、客からの問い合わせへの対応に追われています。

 

世田谷区の着物店は、世田谷区や大田区など、従来のような会場に新成人を集めて行う成人式を中止した地域の客を多く抱えていて、中止の決定が相次いで以降、店には毎日のように電話で客から問い合わせがあるということです。

 

この店によりますと、これまでに式の当日に着付けを予約した客の1割程度がキャンセルをした一方で、客の大半は式が中止になっても、予定どおり着付けを行って振り袖姿で成人の日を過ごしたいと希望しているということです。

緊急事態宣言を受けて成人式が急きょ中止になったという客から「着付けの時間を変更したい」といった電話があり、スタッフが対応に追われていました。

 

首都圏の着物店の店長は「緊急事態宣言を受けて、成人式が中止になっていない場所のお客様からも『着付けはちゃんとしてもらえるか』という問い合わせがあります。初めてのことでとまどいもありますが、一番悲しい思いをしているのは新成人のお客様なので、最大限のことをしたいと思います」と話していました。

晴れ着姿 屋外での写真撮影の依頼急増

成人式の中止やオンライン開催への変更が相次ぐ中、晴れ着姿を記念に残そうと、屋外での写真撮影の依頼が急増しています。

 

出張撮影を行っている東京 渋谷区の会社では、オンラインで記念撮影を受け付けていて、日程や場所のほか、カメラマンも全国のおよそ500人の中から選ぶことができます。

 

この会社では、主にお宮参りや七五三といった家族写真を取り扱っていましたが、緊急事態宣言に関するニュースが出るようになってから、新成人からの申し込みが急増しているということです。

 

7日の時点で去年の3倍を超える277件の依頼があり、そのおよそ半数が緊急事態宣言の対象となっている1都3県からの依頼だということです。

 

また、申し込みには「式が中止になり落ち込みましたが、中学校の同級生と晴れ着姿を記念に残したいです」とか「オンラインでの開催となり、全員で集まれなくなりましたが、小学校の頃からの親友と通学路で写真を撮り、思い出を残したいです」といったメッセージが添えられているものもあるということです。

当店もお客様の最高の1日になりますよう臨機応変に対応してまいります。
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