こんにちは!

「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。

 

お祝いで着ることが多い季節ですね!
また、大河ドラマの着物がとっても素敵!と
思っているこの頃です。

 

さて、着物を着る前に知っておきたいのが、
着物の文様です。

 

着物の文様とは、染めた柄のことです。
この文様には、さまざまな意味があり、歴史があります。
着るシーンで、ふさわしいものを選ぶ楽しさもあります。

 

代表的な着物の文様は、次のとおりです。

〇正倉院文様
〇有職文様
〇吉祥文様
〇名物裂文様

 

今回、お伝えしたいのは、「有職文様(ゆうそくもんよう)」です!

「有職文様」は、
平安時代の公家の装束や、調度品などに用いられた文様です。

 

格式の高い、伝統的な文様で、
後になってこのような呼びかたになりました。
現在の日本の和柄の起源ともいえます。

 

有職文様の代表的なものは、次のとおりです。

 

〇七宝(しっぽう)
〇立涌(たてわく)
〇花菱(はなびし)
〇向かい鶴(むかいづる)
〇八つ藤の丸

 

七宝(しっぽう)は、仏教の言葉で
同じ大きさの円の円周を4分の1ずつ
重ねてつないだ模様です。

 

立涌(たてわく)は、
水蒸気が立ち上る様子を模様にしたもの。

 

花菱(はなびし)は、
菱形のなかに花びらを4枚配置したものです。

 

どれも縁起のよい、格式のある文様ですので、
お祝いなどのフォーマルシーンに
とても重宝する柄です。

 

これらの文様は、
女性ですと十二単衣などに見られます。
その人の地位や家柄によって、使用制限があったようです。

 

つまりは、誰でも好きな文様を着ることができなかったのです。
現在は、誰でも好きなものを着られる自由がありますね!
ぜひ、お持ちのお着物から「有職文様」を探してみてくださいね。

 

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