こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
可憐な花模様の織物!
ついつい手にとってしまいそうな
人気のある沖縄の織物があります。
この「花織(はなおり)」は
沖縄にいくつかありますが、
今回は「読谷山花織(よみたんざんはなおり」について
お伝えします。
【読谷山花織(よみたんざんはなおり)】
沖縄の中部、読谷村で織られているもの。
600年の歴史のある沖縄の伝統工芸品。
現在では、絹糸のものがほとんど。
![読谷山花織 九寸なごや帯](https://i0.wp.com/biginza.com/wp-content/uploads/2022/11/DSCF4346のコピー.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
読谷山花織 九寸なごや帯
南国の情緒が色濃く感じられ、
色糸で浮かびあがる花模様が
最大の特徴です。
花柄といっても、
写実的なものではなく、
点で織られた幾何学模様です。
糸が、とても鮮やかで
白、赤、黄、緑、藍など
自然由来のものが使われています。
【花織の基本模様】
●銭花(ジンバナ)
●扇花(オージバナ)
●風車花(カジマヤーバナ)
主に3つの基本の模様があります。
それぞれに意味があり、
銭花は、裕福になること、
扇花は子孫繁栄を、
風車花は長寿などの願いが込められています。
素朴ながら立体的で
華やかな雰囲気になるので、
とても女性らしい着姿になります。
大変手間のかかる織物なので、
以前は、琉球王国の王族、読谷山村の庶民しか
着ることができなかったのです。
この花織の着物に合わせる帯は、
染めの九寸名古屋帯、
例えば同じ沖縄の紅型の帯や、
博多などの八寸名古屋帯などもおススメです。
紬の着物になりますが
やわらかく華やぎのある雰囲気で、
おしゃれにぴったりの織物ですよ~💕
大阪•東京•神奈川•兵庫•京都•静岡•埼玉
三重•愛知•岡山•鳥取•福岡•滋賀●タイ•アイスランドからご来店されています。
〒630-0123
奈良県生駒市真弓南1-6-1(奈良北高校バス停前)
【駐車場】5台完備 ※満車の場合はお声がけください。