こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
新潟には、たくさんの織りものがあります。
雪国の越後では、白い糸を染めてから織る
織物の着物がほとんどです。
これから暑くなるときに、
涼やかな素材の麻!
新潟では、昔から「越後麻布」という
上質な麻布が織られていました。
それが「小千谷縮(おじやちぢみ)」です。
【小千谷縮とは】
新潟県の小千谷市で作られる
苧麻(ちょま)を原料とした麻の織物。
![小千谷縮 麻 夏 着物 奈良 生駒 帯ときもの やまぐち](https://i2.wp.com/biginza.com/wp-content/uploads/2023/05/DSCF7428のコピー.jpg?resize=300%2C200&ssl=1)
小千谷縮 麻 夏 着物
越後麻布から改良して作られたのが、
「小千谷縮」です。江戸時代のなかごろに、
播州明石(ばんしゅうあかし)の浪人、
明石次郎という人が始めたといわれています。
【小千谷縮の特徴】
さらさらしていて、コシが強く、
シボがあるので清涼感が抜群。
「縮み(ちぢみ)」の技法で、
ヨコ糸に強く撚り(より)をかけて、
糊(のり)で固定し織り上げます。
織り上げてから
「湯もみ」をします。
お湯のなかで丹念に布をもみこむことで、
糊が落ちて撚りが戻るので、
独特のシボが出ます。
また「雪晒し(ゆきさらし)」といって、
雪の上にその織物を晒すことで、
色が鮮やかになり、ふっくらとした風合いになります。
蒸し暑い日本の夏には、
べたつかず、さらっとして
涼やかに着ることができます。
夏の半幅の紗献上(博多帯)を合わせて
カジュアルに来ても良し!
八寸名古屋帯で、
一重太鼓でちょっと上品に着ても良し!
大人の女性には、
浴衣よりも格上の麻着物として、
気温の高い日のお出かけに
とぴったりですよ!
奈良はもちろん
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