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西陣まいづる 袋帯 瑞皇 慶賀美秦文 

瑞皇【慶賀美秦文】

〜天皇皇后両陛下ご成婚〜30周年記念作品【瑞皇】

天皇皇后両陛下は2023年6月9日にご成婚30周年をお迎えになります。
光格天皇以来200年ぶり、明治天皇以降では初となる生前での皇位継承をされ、2019年5月1日より新元号「令和」が幕を開けました。

国民に寄り添い、国の象徴として努めておられる天皇陛下⋯
凛とした佇まいと優しさを漂わせる皇后陛下⋯
そして成年皇族になられた愛子内親王⋯

袋帯「瑞皇」は、その天皇ご一家への祝賀と敬意の想いを込め、プレミアムな記念作品として織り上げました。

ご成婚30周年記念作品「瑞皇」は、天皇皇后両陛下、愛子内親王の御印柄をはじめ、皇室にまつわる文様と手先柄には記念作品にふさわしい特別な柄模様を織り上げています。

【皇后陛下御印】浜梨(はまなす)

【天皇陛下御印】梓(あずさ)

【愛子内親王御印】五葉躑躅(ごようつつじ)

【赤坂迎賓館の室内装飾を基にデザインした華文】

赤坂迎賓館は、明治42年に東宮御所として建設された日本では唯一のネオ.バロック様式の宮殿建築物です。

【皇室にゆかりのある工芸品を基にデザインした文様】


手先には2023年12月9日に還暦を迎えられる雅子皇后陛下の御印柄である「はまなす」を60輪咲かせた華麗な花園をネオ・バロックの豪華な装飾模様でデザインした特別柄として誂え織り上げました。

記念作品「瑞皇」だけのプレミアムな柄模様になっています。


【織のこだわり三重経】

袋帯「瑞皇」は生地を組織する経糸、柄模様を綴じる経糸、美しい輝きを表現する銀糸経の三重経で製織しています。
千切(経糸を巻く筒状のもの)を三つにして、熟練した織手がそれぞれの経糸の張力を調整して製織することで、しなやかでしわや歪みの少ない美しい帯が織り上がります。

合文に織り上げられた御印柄は、中央の御印柄を左右の御印柄がそれぞれ寄り添い、見守るような姿にデザインされています。

前柄に織り上げられた御印柄はそれぞれを唐草模様で繋ぎ、天皇ご一家の強い絆を表現しました。

ご成婚30周年は「真珠婚式」と呼ばれることから、女性皇族であられる雅子皇后陛下,愛子内親王の御印柄(太鼓柄、前柄、手先柄)には美しく輝くパールカラーの箔を織り込みました。

西陣まいづる 松屋

京都 西陣織