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手染め屋吉兵衛 板場友禅 千社札 矢取 袋帯

千社札 矢取

千社札の発祥の一説として、永延2年(988年)
花山天皇が歌を札に書いて、粉川寺に納札したという古い記録がありますが“千社札” として栄えたのは江戸時代中期から。

千社札には 神社に貼る“貼り札”と、現代でいうところの名刺にあたる“色札(交換札)”があります。江戸の粋な洒落心がいつしか信仰から遊びへとも発展し、あまりにも盛んに、派手になったために、寛政11年に町触れで禁止令が出るほどでした。

千社札の柄は多彩な色を用い、色札独自のユーモアある世界観が表現されています。

ひとつひとつの札にぼかしが入っており、また、染料の摺り込み加減によって、趣きが変わってくるので、作る職人によっても作品の持つ雰囲気が変わってきます。

手染め屋吉兵衛

京都 志毛引き染め 型友禅