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丸谷富喜 河瀬満織物 みつる帯 引箔 両面本袋帯

引箔 両面本袋帯

希少な「本袋」

明治時代に丸帯の代わりに出来た袋帯は、筒状に表裏同時に袋状に織りあげたものでした。(現在の本袋)

そのため袋帯と言われましたが、現在は表と裏を別々に織り、縫い合わせる「縫袋」が主流になっています。

現在、西陣でも本袋は高度な技術を用いる為、全生産の1~2%しか織られていません。

※2023年6月に最後の職人さんが引退されましたので、河瀬満織物「両面本袋帯」は残り僅かとなっております。

帯の表裏両面を袋状に織り上げる本袋帯。

両耳に縫い目がないので、一般の袋帯と比べて結びあがりが美しく着くずれもしにくい帯です。

西陣でも本袋を織れる職人は少ないですが、両面引箔本袋は、その中でも、わずか数人となります。

河瀬満織物 みつる帯は、江戸時代の後期、嘉永五年(1852年)より初代 河瀬長兵衛が帯作りを始め、168年以上を迎える西陣の織元です。

160余年、歴史の重みを守りながら、時代にあった新たなものづくりを目指しています。

現在は、五代目河瀬仁志社長、河瀬隆太副社長の元、西陣織の帯だけにとどまらず、ダイヤモンド小紋、ミュシャ小紋、アール・ヌーヴォー御召、若冲御召などお洒落なオリジナルの着物も展開しています。

河瀬満織物

京都 西陣織