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しょうざん 生紬 絵羽 着物

「しょうざん生紬」

生紬は自然な風合いを生かした織物

絹糸はフィブロインというたんぱく質の二本の繊維をセリシンというたんぱく質が包み込んでいます。一般に、絹の精錬ではこのセリシンを洗い落とし、白く光沢のある絹糸にします。

しょうざんの「生細」はあえてセリシンを残し、麻のようなシャリ感と絹の持つ艶のある絹糸をつくりあげます。
 
太さのちがう細糸で一反の生地を織り上げるには高い技術が必要で、様々な試行錯誤を繰り返し、1971年にしょうざん独自の織物「生紬」として誕生しました。
 
手引きの糸で織り上げた生紬は、無地で染めるだけでも染物では出ないような味わいと表情になり、さらに型摺友禅で「茶や辻」や「古渡更紗」、手描きで「一珍染」で染め上げることによって多彩な柄を楽しむことが出来ます。

しょうざん

京都 西陣織 しょうざん生紬