こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
普段は、お洋服が普通ですから、
着物の衿合わせも
お洋服と同じように合わせてしまいがちですね!
女性のお洋服は、
右の衿が上になっているのが
一般的ですね
男性は、反対になるので、
お洋服は、男女では、衿合わせが違います。
着物は、男女の違いはありません!
そして、衿合わせは、
左の衿が上になります。
これを「右前」と呼びます。
女性は、お洋服の逆になります!
ただ、この言葉、とても分かりにくいですよね?
着た時に
あれ、おかしい!と
慌てる方も多いようです。
覚え方としては、次のようにすると
分かりやすいイカもしれません。
①お洋服とは逆
②右手が、衿に入れやすい
そもそも、この衿合わせが
「右前」になったのは、
奈良時代に遡るそうです。
この時代、
「衣服令」が出され、
そのなかで
「初令天下百姓右襟」
(天下百姓をして衿を右にせしむ)
つまり、
天皇から百姓まで、
衿合わせは、左衿を上にしなさいということです。
この衣服令から、
現代にいたるまで、
このしきたりになっているようです。
なんとも興味深いですね~!
びっくりするお話です。
帯ときもの やまぐち