こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
お墓詣りにいくと、
家によってさまざまな家紋があるなあと
とても興味深いです。
フォーマルな着物には、
家紋を入れます。
一般的には次の正装といわれる着物に入れます。
〇黒留袖
〇色留袖
〇喪服(黒紋付)
訪問着や付け下げ、色無地の着物には、
入れる場合、入れない場合があります。
女性の場合、
どんな家紋を入れるのかというと、
おおよそ次のようになります。
①結婚前の実家の紋
②結婚後の嫁ぎ先の紋
③女紋
地域や家によって違いますので、
一般的なお話です。
嫁ぐ前につくったものは、実家の紋。
嫁いだ後は、嫁ぎ先の紋を入れます。
そして、母の紋は、祖母の紋をというかたちで、
女系で紋が伝わっている場合があります。
それが「女紋」です。
この女系の紋は、
関西方面で多いようです。
女紋にも種類があります。
〇アレンジ紋
〇通紋
〇替え紋(裏紋)
〇私紋
家紋を調べる方法としては、
実家に帰省したりするときが
一番いいタイミングなんです。
〇親族に尋ねる
〇墓石を確認する
〇過去帳を調べる
〇着物を調べる
参考にしてくださいませ。
帯ときもの やまぐち