こんにちは！

「帯ときもの　やまぐち」の繭べぇ（まゆべぇ）です。

さて、突然ですが、
日本三大紬といわれている紬をご存じでしょうか？

①結城紬
②大島紬
③牛首紬

このなかで、
結城紬や大島紬は知名度がありますが、
この２大紬につづくものとして、

「牛首紬」があります。

牛首紬とは？
石川県の白山市を中心として
織られている織物です。

釘に引っ掛けても、
破れず、釘が抜けるほど丈夫といわれ
「釘抜紬」とも呼ばれています。

特徴としては、主に２点あります。

①２頭の蚕が一つの繭をつくった「玉繭」
②繭を煮ながら糸を引き出す「のべ引き」

玉繭は、２～３％の割合で、自然発生する繭で、
とても少ない上に、

これを煮ながら、手で糸を引くのは、
大変難しく、高い熟練の技術が必要となります。
この節のある糸が、魅力のひとつです。

植物染めの自然な色で、
主に格子や縞柄が多く、
独特のツヤ感と軽さ、丈夫さが際立ちます。

きもの好きな方々にも
とても人気のある紬ですよ～💕

帯ときもの　やまぐち