奈良 生駒市 帯ときものやまぐちです。

本日のブログはスタッフまりこです。

「季節感」が色や絵柄選びのルール

着物選びの基本ルールは、絵柄を季節に合わせること。秋に色づく草木、華麗に咲く花々、さらには夜空に大きく輝く月など、秋という季節を表現するモチーフはたくさんあります。それらをメインに描いている着物を選びましょう。

 

また、色も「秋の風景のなかにある色」を選ぶと季節感を演出できます。生活の中で見つけた秋色を着物としてまとうのも素敵な楽しみ方です。

 

おすすめ秋色は、落ち着きのある淡色

秋は「くすみ感」がポイント。春夏の代表カラーであるパステルやペールカラーにくすみが加わることで落ち着き感がアップし、秋らしいシックな色味へと変化します。

 

例えば、ブルーにくすみ感をプラスしてみると、さわやかな夏の空ではなく、落ち着きのある秋の空をイメージできます。地色の定番色であるベージュなど少しくすみのある淡いブラウン系は、秋に頭をたれる稲穂や落ち葉の色。やわからく上品な印象な印象を与える色味で、秋の着物として大人の女性が楽しむにはぴったりのカラーです。

 

また、紅葉やイチョウの色づいた葉を表す、朱色や深みのある黄色も秋に着る着物のカラーに適しています。

カラーや柄などにお悩みの方は当店のカラーアナリストにお尋ねください。