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西陣まいづる 細密紹巴 袋帯

細密紹巴 渡来裂更紗文

室町時代の連歌師、「里村紹巴」が愛蔵した名物裂から「紹巴」の名が由来したとされています。

細密紹巴は、通常の2倍近くの密度で織り上げていることが特徴です。一般的な西陣織は横糸を1寸間(約3.3cm)に50〜60回織り込むのに対し、細密紹巴は100回近くも織り込むことで、緻密な文様を表現しています。絹糸を蜜に織り込んだ、柔らかな風合いは、帯結びが容易で糸浮きなどのトラブルが少ない事も特徴の一つです。また、何層にも色糸を重ねる技法で文様を織り上げており、まるで絵画のようにみえるボカシ色を表現しています。


創業以来百有余年機音を絶やさず、受け継がれてきた織技と共に、幻の繭「三眠蚕」や「煌金」など織の素材にもこだわりを持ち続ける西陣織の機元【 松屋-西陣まいづる 】

今日まで脈々と技術を受け継ぎ、西陣の名門として真に価値のある“本物”だけを作り続けています。

西陣まいづる 松屋

京都 西陣織