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汕頭(スワトウ)刺繍 じゅらく帝王紫 訪問着

じゅらく帝王紫

帝王紫は、アクキ貝のパープル腺から採れる分泌液を原料とします。

わずか、1gの染料を採るために2000個もの貝を必要とする、秘少価値の高い天然染料です。

貝柴の歴史は、はるか記元前 16世記頃、地中海で栄えたオリエント文明の中心、フェニキアにさかのぼります。その後、エジプト、ギリシャ、ローマに伝わりました。

クレオパトラは貝葉で染めた色を王の色として船の帆などに染め、シーザーは紫のマントを纏って王座についたという数々の英雄伝説が伝えられています。

じゅらく

京都 染織