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山口美術織物 百寿菊花御印文 袋帯

【百寿菊花御印文】

平成天皇陛下の退位に伴う新天皇陛下の即位、平成から令和の世に移行という歴史的な大事業を記念し、百寿菊花御印文を創作いたしました。主な皇室の方々の御印を意匠化し、皇室の象徴である純白の菊花の上に表し、両片には百種類の寿「百寿」を配しました。また中無地や裏無地の部分は天皇ゆかりの桐竹鳳凰の文様で織り上げております。尚、上皇陛下の「榮」は帯本体が金地の時にはプラチナ箔、銀地の時には純金箔を使用いたしております。

【御印】
 皇室では、お子様が誕生されますと身の回りの調度品や衣類やハンカチなどを区別するためにお目出度い「文字」「植物」を名前の代わりに「お印」として定めるしきたりがあります。明治時代以降に皇室内で広く用いられるようになりました。

【桐竹鳳凰文】
 鳳凰は梧桐【ごとう・アオギリの別名】に棲み、もっぱら竹の実を食し聖王の出現とともに世に現れ、羽毛は五色に輝き、飛べば百鳥が群れ従うと言われます。
桐竹鳳凰文は平安時代以降天皇専用の文様とされていました。

眞子様 もっこうばら
悠仁親王 高野槇
天皇陛下 梓
愛子様 五葉つつじ
紀子様 檜扇菖蒲
佳子様 ゆうな
上皇后様 白樺
上皇陛下 榮
皇后様 浜茄子
秋篠宮殿下 栂

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