奈良 生駒市 帯ときものやまぐち
スタッフのまりこです。
浴衣の着つけのコツ
サイズのあった浴衣を選んだら、次は着つけのコツをおさえておきましょう。
襟の抜きは拳一個分くらいに
着物の場合、襟の抜き方が大きいと品のない着こなしになります。特に20代の未婚女性の場合、襟を大きく抜くのはNG。襟の抜きは拳一個位が上品に見えます。逆に30代、40代の女性は、襟の抜きを若干大きく取って、色香を演出する着方もできます。
おはしょりは短すぎず、長すぎずを意識する
おはしょりが短すぎると動きにつれて折り返し部分が立ってしまいます。逆に長すぎるのも不格好です。一般におはしょりの長さは「帯下約10センチ」や「中指の長さ程度」と言われますが、着る方の体格によってもきれいに見える長さは違うので、まずは指の長さを基準にし、鏡で全身を見ながら調整してください。
腰や胸に補正を行う
着物は寸胴になるように着ると着姿がすっきりと上品です。きれいな寸胴をつくるには、胸の膨らみを抑えウエストのくびれを無くすように、補正パッドを使って腰と胸を補正します。補正パッド付きの肌着もあります。
浴衣を着ているときの歩き方、振舞い方
浴衣をきれいに着ることができたら、歩き方や所作も美しくしましょう。着物では洋服の時より小股で歩きます。大股にならないよう膝下で歩くことを心がけてみてください。段差を上る時は段に対して身体を横にして、斜めに上がるようにします。腕が見えるのは品がないので、手を出す時はもう一方の手で袂を押さえましょう。座る時は裾が乱れないように、褄を押さえて座ります。
上記のことに気をつけて、品良く浴衣を着こなしましょう。もしも着つけが難しいという場合は、プロに着つけをしてもらうのもおすすめです。
上品で魅力的な浴衣姿に手軽に変身できますよ。