奈良 生駒市 帯ときものやまぐちです。
本日のブログはスタッフまりこです。
お正月や初詣に着物はとてもピッタリです。
華やかさと気品が備わっているので、
新年の節目を迎えるのに相応しいだけではなく、
日本の文化や風習を実感できる
ひとつのきっかけにもなります。
お正月だからこそ、
着物の柄や色合いも、
おめでたさが感じられるように選ぶのがベストです。
着物にあしらわれた柄にも、
「縁起が良い柄」というものがあり、代表的な柄として「松竹梅」や「宝づくし」が挙げられます。
これらの柄は昔から縁起が良いもので、お祝いにふさわしいとされる模様なのです。
他にも植物や動物などの文様もありますが、これらにはちゃんとした意味が込められています。
ここでは、昔から縁起が良いとされている
有名な柄と意味をいくつかご紹介していきましょう。
松竹梅:寒さに負けずに緑を保つ松と竹、花を咲かせる梅の組み合わせから出来ている文様
宝づくし:宝物を集める袋や願いが叶う宝の玉、宝剣や宝輪などの宝物を一か所に集めた文様
吉祥文様:祝意を表現した文様で、縁起が良いとされている植物や動物が描かれている
雀:昔から雀は縁起が良い鳥とされていて、家内安全や一族繁栄の象徴
扇子:「末広がり」を表す縁起の良い形とされている
鯉:立身出世を象徴している
麻の葉:生命力の強さから健康祈願の象徴とされている
鳳凰:不老不死を与えて病気を治すという文様
着物の柄には、
大切な意味がひとつひとつに込められているのです。
お正月や初詣にピッタリの柄なので、
これらの柄が描かれた着物を着てみてはいかがでしょうか。
縁起の良い柄でお正月からご利益を!!

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