名前には、夏が入りますが、帯としては一年中結べることを考えて、制作された織物です。

御召緯を緯糸として、幅を広めに織り上げる。


その後に、お湯につけて御召緯を縮める。

そして、幅を帯幅に整える。

今では使われることが極端に少なくなった御召緯を通し、特性を活かすことでしぼ感を作り出しました。

光が入ると透け感とともに、しぼ織の立体感が帯の表情に変化をつけてくれます。