越後上布 えちごじょうふ
1995年に国の重要無形文化財に指定され、そして2009年に日本の染織では初めてユネスコ無形文化遺産として登録された越後上布。麻織物の最高峰として名高い越後上布は、新潟県南魚沼市(旧塩沢町・六日町)で織られています。吸水性と通気性に富み、ごく薄手でサラリとした着味が特徴です。精緻な手仕事の中に漂う気品のある素朴さが魅力です。軽くて薄く、独特の光沢が特徴。糸が細かいほど布にツヤが出るといいます。
歴史は古く、飛鳥・天平時代までさかのぼります。麻は乾燥すると切れやすい性質をもちますが、冬期に雪に閉ざされても室内で仕事ができ、雪で湿度が高いことから、越後で麻織物が発展し、やがて上質な麻布の意「上布」の名で呼ばれて有名になりました。
原料の青苧(あおそ)は、苧麻の皮をはぎ、繊維を乾燥させたもので福島県昭和村産のものを使います。青苧を爪で裂き、口に含みながら撚りつないで糸を績みますが、細く均一な糸を作るのは大変な作業です。一反分の糸を積む校訂だけで約3ヶ月以上かかります。
糸は手括りで染め、細くて繊細なため地機で織られます。
織りは極めて古い形を残す越後上布の地機で腰当てに経糸を括り付け、足につないだ紐を上下させて、緯糸を打ち込んで織ります。
その後、布を雪の上に晒す「雪晒し」をします。
織り上がった布を一反づつ雪の上に張り渡す「雪晒し」は、発生するオゾンの働きによって色が冴え、白地はより白くなります
「国の重要無形文化財」と認められるには以下の5つの工程を経ていることが求められます。
現在は、伝統的な製法で作られる重要無形文化財指定の越後上布のほかに、経糸と緯の絣糸がラミー糸で、緯の地糸に手績み糸を使い、高機で織った古代越後上布と、経緯共に上質なラミー糸を使って高機で織った越後上布と、三種類が流通しています。
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【 感染症対策につきまして 】
帯ときもの やまぐちでは、お客様、従業員のさらなる安心・安全の為、菌・ウイルス対策にも努めております。店内に抗菌・抗ウイルスコーティングを施工し、認定を受けました。今後ともお客様、従業員に喜びを提供し、そして社会に微力ながら貢献してまいります。
〈 店舗での取り組み 〉 1.手指消毒液(アルコールまたは次亜塩素酸水)・自動ディスペンサー・ハンドペーパーの設置 店舗入口に消毒液自動ディスペンサーを設置し、お客様が手指の消毒をしやすい環境に努めております。 また、トイレには手指消毒液(アルコールまたは次亜塩素酸水)・クリーナー(アルコールまたは次亜塩素酸水)・消毒液自動ディスペンサー・ソープ自動ディスペンサー・ハンドペーパーを設置し、清潔にお使いいただけるように努めております。
2.抗菌・抗ウイルスコーティングの施工・消毒の実施 入店口・客席・トイレなどに抗菌・抗ウイルスコーティングを施工しております。また、ドアノブ・扉・ボタン・テーブルなどお客様の触れる機会が多い箇所は、消毒(業務用アルコール・次亜塩素酸水・次亜塩素酸ナトリウム製剤などを使用)を1時間に1回程度実施しております。
3.空間清浄器・加湿空気清浄機・サーキュレーターの設置・換気の実施 店内に空間清浄器・加湿器・加湿空気清浄機を設置するともに、窓の開放・換気扇・サーキュレーターの使用により常時換気を実施しております。
〈 従業員に対する取り組み 〉 1.マスクの着用
グローブを着用させていただく場合もございます。
2.全従業員が1時間に1回程度、手洗い・うがい・手指の消毒をしております。
3.全従業員が2回以上のワクチン接種を完了しております。
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