「絞り」の歴史は古く紀元前にまで遡り、
インドやアフリカなど世界各地で自然発生的に始まったと言われています。
日本においては、奈良・飛鳥時代に中国から伝来し、
室町時代に持て囃された「辻が花」の着物、
慶長・元禄時代に洗練された「小袖」の着物など、
日本女性のファッションの歴史と共に成長・発展を遂げてまいりました。
特に江戸時代には、絞りの着物が上層階級の間で大流行し、
「総絞り」は町人女性の憧れの存在でもありました。
当時の伝統技術は今もなお継承され、
現在では日本を代表する独特の染色工芸品として世界に誇るものとなりました。
代表的な「絞り染め」は、生地を小さくつまんで糸で括(くく)ることで作られます。
括った部分は、染色のときに色が染まらず白く残るため、それが絞りの模様となります。
また、色染めのあとに生地を括った糸をほどくと「括り粒」という立体的な凹凸が残り、
これが「絞り」独特の風合いを作ります。
「絞り」は、職人が生地をつまんでは括り、つまんでは括りを繰り返し、
丹念に一粒一粒を絞っていくことで作られます。
そして生地全てにわたって絞られたものは「総絞り」と呼ばれ、
その粒の数は1つの振袖で約20万粒以上にも及ぶことになります。
この最高級の絞りを施した「総絞り」の制作には、
完成までに1年以上の歳月を費やすことも普通です。
小さく精緻な絞りの粒が着物の全面に整然と並ぶ様子は圧巻で、
その仕上がりは現在でも多くの人々に新鮮な感動を与え続けています。
きぬたやの絞り染めは、
日本人が愛し長年紡いできた時代時代の普遍的な美を源流として、
現代における最高峰を常に目指してきました。
世界においても最高の輝きを放つ美意識と技巧の極致は、
伝統でありながら最先端であり、
既存の概念にとらわれる事なく革新を求め続けています。
その真価は、
お召しになる方の存在感と美しさを最大限に引き出し、
感動を生み出すことにあります。
極限まで高めた絞りのもつ独特の意匠性に加え、
きぬたやが独自に編み出した精緻な染めの技法は、
他の追随を許さない圧倒的な美を誇ります。
藤娘きぬたや特有の、品格と物語性のある絢爛な世界観。
女性にとって大切な時間と空間を、燦めきで満たします。
藤娘きぬたやの真骨頂である、
伝統的かつ新しいきぬたや絞りの体験をご堪能ください。
〒630-0123 奈良県生駒市真弓南1-6-1(奈良北高校バス停前)
【駐車場】5台完備 ※満車の場合はお声がけください。
【Free☎︎】0120-807-858【TEL☎】0743-78-8834
【営業時間】10:30-19:00 ※イベント日は10:00-19:00(最終日のみ18:00閉店)
【定休日】日曜日・月曜日・祝日 (イベント開催日は営業 開催前後日は休業)
【 感染症対策につきまして 】
帯ときもの やまぐちでは、お客様、従業員のさらなる安心・安全の為、菌・ウイルス対策にも努めております。店内に抗菌・抗ウイルスコーティングを施工し、認定を受けました。今後ともお客様、従業員に喜びを提供し、そして社会に微力ながら貢献してまいります。
〈 店舗での取り組み 〉 1.手指消毒液(アルコールまたは次亜塩素酸水)・自動ディスペンサー・ハンドペーパーの設置 店舗入口に消毒液自動ディスペンサーを設置し、お客様が手指の消毒をしやすい環境に努めております。 また、トイレには手指消毒液(アルコールまたは次亜塩素酸水)・クリーナー(アルコールまたは次亜塩素酸水)・消毒液自動ディスペンサー・ソープ自動ディスペンサー・ハンドペーパーを設置し、清潔にお使いいただけるように努めております。
2.抗菌・抗ウイルスコーティングの施工・消毒の実施 入店口・客席・トイレなどに抗菌・抗ウイルスコーティングを施工しております。また、ドアノブ・扉・ボタン・テーブルなどお客様の触れる機会が多い箇所は、消毒(業務用アルコール・次亜塩素酸水・次亜塩素酸ナトリウム製剤などを使用)を1時間に1回程度実施しております。
3.空間清浄器・加湿空気清浄機・サーキュレーターの設置・換気の実施 店内に空間清浄器・加湿器・加湿空気清浄機を設置するともに、窓の開放・換気扇・サーキュレーターの使用により常時換気を実施しております。
お客様に当店を安心してご利用頂けるよう、ご来店日時ご予約のご協力をお願いしております。
お名前 (必須)
ふりがな (必須)
メールアドレス (必須)
電話番号 (必須) ※半角英数字でご入力ください
題名
お問い合わせ内容 (必須)