こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
着物を選んだけど、
帯の選び方に何か基準があるの?と
いう素朴な疑問が出てきます。
帯のTPOと柄、仕立てによって
選ぶものが変わってきます。
この3つについてお伝えします。
まず、帯のTPOですが、
着物と同様に
帯の種類も2種類あります。
【帯の種類】
①織りのもの
②染めのもの
帯は、着物と逆で
一般的に織りの帯のほうが、
染めの帯よりも格上になります。
格調高い織りの帯は、
フォーマル仕様になります。
代表的なものは、以下のとおりです。
●錦織
●唐織
●つづれ織
古典柄の格調高い文様で、
金銀糸を織りこんだものは、
フォーマル向きのものとなります。
次に、帯の柄づけですが、
3種類あります。
【帯の柄付け】
①全通柄
②六通柄
③お太鼓柄
帯全体に柄があるのが全通、
お太鼓の部分とお腹の前に柄があるのが
お太鼓柄です。
初心者の方は、
全通や六通を選ぶと
お太鼓の柄出しをしやすいです。
お太鼓柄は、
おしゃれ帯に多く、
お太鼓部分しか柄がないので、
帯結びになれた中級、上級者向けになります。
また、帯の仕立てにも次のようなものがあります。
①袋帯仕立て
②松葉仕立て
③名古屋仕立て
④開き仕立て
袋状になっている袋帯や、
名古屋帯になると、②~④の仕立て方があります。
手先の部分を半分に折った松葉仕立て、
胴の部分をすべて半分に折った名古屋仕立て、
胴部分を折らずに開いたまま仕立てる開き仕立てがあります。
初心者であれば、名古屋仕立てが
簡単に帯を締めやすいですし、
背の高い方、体格のふくよかな方は、
開き仕立てにすると、
帯幅を自由に変えられるので、
体型にあわせて自在に締めることができます。
このように、
TPOや自分の着付けのレベル、
体型などにあわせて
自分にあった帯の選び方をできますよ。
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