こんにちは!

「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。

 

そういえば「帯締め」って何でしたっけ?
はい、それは着付けの小物のひとつです。

 

 

着物姿を正面から見たときに、
帯の真ん中で結んである紐のことです。

 

この帯締めの役割は2つあります。

 

【帯締めとは】
①お太鼓結びをとめるもの
②着姿を決めるもの

 

 

帯締めには、実用的な役割があり、
帯をつけたとき、
お太鼓の形が崩れないように押さえています。

 

 

細い紐で、頼りないと思われますが、
しっかりと結べば問題ありません。

 

 

また、着物の着姿の印象を
大きく変えることができる小物でもあります。

 

 

帯締め種類は、おおまかに2種類あります。

①組みひも
②丸ぐけ

 

 

組みひもは、
束ねた糸を組み込んで作るもので、
丸ぐけは綿の芯を布でくるんだものです。

 

 

明治時代以降に組みひもが生まれてきたので、
それまでは丸ぐけが使われていました。

 

 

さらに組みひもには、2つあります。

 

①平組
②丸組

 

 

文字どおり、平たく組んであるものが平組で、
触れている面積が広いので、安定感があり
しっかりと帯を押さえてくれます。

 

 

一方で、丸組は締めやすく
初心者向けとも言えます。

 

 

帯締めのフォーマル用は、金銀糸の入ったものを選びます。

 

また、基本的には季節関係なく締められます。
レース編みのものを夏には良く使いますが、
特にこれでなければということではありません。

 

この着付けの最後に締める帯締めは、
素材や色柄、幅などによって、
着姿全体の印象を左右する大物です。

 

 

季節やTPOに応じて、
帯揚げとの組み合わせも考えながら
いろいろと試して楽しめますよ~💕


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