こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
まだまだ蒸し暑い日もある10月です。
裏地のついている袷(あわせ)の着物では、
汗ばむかもしれません。
さらっとした肌ざわりで
単衣の着物にしっくりきやすい着物は
次の通りになります。
●大島紬
●塩沢
●お召し
●黄八丈
真綿の結城紬などは、
しっかりとした生地感で、
裾さばきも引っかかりやすく、暑く感じるかもしれません。
一方で大島紬のつるんととした感じや
塩沢のさらっとした感触は、
涼しく着心地がいいです。
シワもつきにくく、
軽くて動きやすい特徴もあります。
御召しや本塩沢などは、
単衣着物の代表選手です。
光沢と独特のシャリ感のあるお召しは、
紬よりもセミフォーマルにも使えます。
腰のある地風なので、裏地をつけない単衣着物にぴったりです。
それでは、この時期の帯はどんなものを合わせたらいいでしょうか?
夏に向かう6月は、
夏帯をつけて、半衿も絽や麻のものをつけますが、
秋の単衣は、冬に向かっていくので
夏帯はつけずに、袷着物に合う帯をつけます。
半衿も、夏物でなく、袷小物と同じものを使います。
色柄も、冬に向かっていくので、
帯は先取りが基本です。
あたたかみのある色や秋らしい柄を選びます。
例えば、菊の柄でエンジ色の帯などです。
袷と同じ帯を使いますが、暑いようであれば、
九寸名古屋帯、八寸名古屋帯をつけます。
とくに八寸名古屋帯は、裏地をつけない帯ですので、
薄くなる分涼しく感じます。
小物で季節感を出すといいでしょう。
フォーマル着物ですと、
袷着物が一般的ですが、
おしゃれで楽しむなら着心地のいい単衣着物で
秋らしい帯や小物で快適に楽しみましょう💕
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