「こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
「江戸小紋」ということば、
聞いたことがある方が多いのではないでしょうか?
緻密な柄を型染めで、
ひとつの色で染めたものを「江戸小紋」と呼びます。
遠目には無地に見えても
実は、細かく小さな柄が染めてあります。
無地着物とは、異なり
染めていない白の部分が、柄を立体的に見せて
より奥深い魅力があります。
江戸時代、武家の裃柄(かみしもがら)から生まれたもので
代表的な柄が3つあります。
●鮫(さめ)
●通し(とおし)
●行儀(ぎょうぎ)
これらは「江戸小紋三役」と
呼ばれています。
点が弧を描くような鮫、
斜めになっている行儀、
通しは上下左右まっすぐに点になっている柄です。
柄が細かいほど
格が高くなり、礼装に向きます。
一方で、柄が大きくなればなるほど
カジュアル向きになります。
江戸小紋の柄には、この武家のものと
庶民に広まった「いわれ柄」という
遊び心のある柄が流行しました。
なすや大根などの野菜、
桜や菖蒲などの花、
動物やその他、ついつい笑ってしまうような
楽しい柄も多いです。
カジュアルやおしゃれで着る場合は、
好きな柄を見つけられると
より楽しみが増えていく奥深い魅力がありますよ~💖
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