こんにちは!
「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。
着物の文様は
本当に幅広く、さまざまな種類があります。
四季折々の自然の風物を写した
花鳥風月は、
とても身近で馴染のあるものですね。
松竹梅は、代表的なものです。
日本人が古来から大切にしてきた
季節感が表現されています。
そのなかで、今回お伝えするのが
「器物文様」(きぶつもんよう)です。
聞きなれない言葉かもしれませんが、
身の回りにある身近なものをモチーフにしています。
これらの多くが
平安時代の貴族などが使っていたものであり、
季節感も表現されていることが多いです。
【器物文様】
●扇
●御所車(ごしょぐるま)
●源氏香
●鼓(つづみ)や琵琶(びわ)
●熨斗(のし)
扇は、一目ですぐわかる文様です。
末広がりのかたちですので、
縁起の良い文様です。
また、雅楽に用いられた
古典楽器の文様も
とても雅(みやび)な雰囲気になります。

IKKO 琵琶 螺鈿 絵箔 西陣織 袋帯
王朝風の文様は、
礼装や慶事のときに
とてもよく映えます。
源氏香は
香木を焚いて香りを楽しむのですが、
5本の縦線で、
源氏物語からなぞらえた香木を表現しています。

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文様の種類や意味を知っておくと
また着物を楽しむ幅が広がっていきますよ~💖
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