こんにちは!

「帯ときもの やまぐち」の繭べぇ(まゆべぇ)です。

 

今日はお店のフェイスブックより
➡ここから

「麻の最上は南都なり」

 

奈良県の数少ない伝統工芸品の
「奈良晒(ならさらし)」!

 

奈良公園の近くにある
国指定の名勝「依水園(いすいえん)」は、
実はもともと晒場のあったところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

江戸時代前期に奈良晒を扱う
将軍御用達商人・清須美道清(きよすみどうせい)が
別邸をこの地に設けたのが前身です。

 

園内には水車小屋や
挽臼を模した飛び石があるなど、
奈良晒を制作していた当時の面影が今もなお残されています。

 

奈良晒は江戸時代に、幕府の御用品指定を受けます。

 

1611年(慶長16年)、徳川家康の命により
奈良晒はすべて生地の端に「南都改」という朱印を押され、
朱印のない晒は売買を禁止されることとなりました。

 

徳川幕府の御用品として統制・保護を受けたことで
「奈良晒」の名声は全国に広がり、
都市の武家や町民を対象とした贅沢品として、

 

夏の衣料や茶巾、武士の裃、
幕府が功績を上げた大名に与える
最上の着物・御時服にも用いられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

武士という大きな需要を得たこともあり、
次第に奈良晒の生産は増大し、
江戸時代初期には商品生産として奈良晒業が成立し、

 

「麻の最上は南都なり」と称されるほど
奈良髄一の産業へと発展しました。

 

江戸中期には奈良町の住人の9割は
何らかの形で奈良晒に関係していたといわれるほど
生産拡大していた「奈良晒」ですが、

 

明治維新後は
市場の縮小や最大の消費者であった武家の没落などの理由から
衰退をたどっていきました。

 

奈良晒の紡織技術は
1979年(昭和54年)に無形文化財に指定されました。

 

ひとりでも多くの人にこの存在を知って欲しいと願い
今日も又 店主は【奈良晒】を目を細め見つめているのです。

 

着物に恋して💕
帯に焦がれて💕

伝統工芸士 岡井孝憲 手積み 手織り 本麻 大麻布 奈良晒 奈良 生駒 帯ときもの やまぐち

 

 

 

 

 

https://biginza.com/narasarashi/

大阪・東京・神奈川・兵庫・京都・静岡・埼玉
三重・愛知・岡山・鳥取・福岡・滋賀・タイ・アイスランド・アメリカからご来店されています。

〒630-0123
奈良県生駒市真弓南1-6-1(奈良北高校バス停前)
【駐車場】5台完備 ※満車の場合はお声がけください。

【Free☎︎】0120-807-858【TEL☎】0743-78-8834 予約制
【営業時間】10:30 − 19:00
※イベント日は10:00 − 19:00(最終日のみ18:00閉店)
【定休日】日曜日・月曜日・祝日

 

contact nara ikoma obi kimono yamaguchi