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大麻布 八寸 なごや帯 名古屋帯

手織 手積み 大麻布 生成地

【大麻布】
古来より日本人の暮らしに欠かせない素材として用いられてきた大麻布。

木綿が普及する江戸時代前までは、日本各地で栽培できる大麻や苧麻が衣料素材の主流でした。

大麻は「聖なる植物」として特別視されており、古来より神道の祭祀では「おおぬさ」と称されています。

大嘗祭などの祭礼には、大麻布で織られた装束を身につけて執り行われ、樹皮から採った皮を束ね神様への捧げものにしています。

また、聖域を囲む結界の麻紐や神殿に吊るす鈴の縄として今でも大麻が使われています。

戦後、麻薬成分があるとのことで栽培が規制されていますが、日本の伝統を守るため 許可を得て栽培されています。