とみや織物 ジャン=フランソワ・ミレー 袋帯
【落穂拾い】
フランスの画家ジャン=フランソワ・ミレー(1814~1875)によって描かれた農民画の傑作
【落穂拾い】1857年
地平線まで広がる畑の中で懸命に働く農民の姿を描いたこの有名な絵画は、収穫後のトウモロコシの落穂を拾い集める3人の農婦を描いています。
背後には大勢の人が収穫作業に追われ、刈り取った麦が高く積まれており、馬に乗った農場主らしき人物も描かれています。
落穂拾いは貧しい寡婦や貧農の権利として認められた当時の慣行でした。
大空と大地の自然の中で、ミレーの巧みな技法によって農婦と後ろの農民の遠近感が表現されています。
貧しいながら懸命に生きている人間の尊厳と力強く生きる生命力を感じさせる作品です。
現在はパリのオルセー美術館に所蔵されています。
とみや織物では、このミレーの代表作【落穂拾い】を独自の点描綴織により袋帯として結ぶアートにしました
とみや織物
京都 西陣織