奈良 生駒市 帯ときものやまぐちです。
本日のブログはスタッフまりこです。
5月にふさわしい着物や帯の種類や色・柄
5月は爽やかな陽気の日だけでなく暑い日もある、
寒暖差の大きな時期。
一昔前のような気候であれば5月は
「袷(あわせ)」と呼ばれる、
生地を二枚合わせた
裏地のある着物を着るのが一般的でしたが、
昨今の5月は袷では暑すぎる日もあります。
そんな日は、「単衣(ひとえ)」と呼ばれる、
生地を一枚だけ使って仕立てた
着物を着ることも選択肢に入れてみましょう。
単衣は主に夏用とされていますが、
夏用の生地以外にも木綿生地やウール生地などで
仕立てられたものがあり、
季節の変わり目に活躍します。
この時期、着物通が好んで着るのは
「紗袷(しゃあわせ)」と呼ばれる着物。
紗(しゃ)と紗、絽(ろ)と紗などを合わせた
二枚重ねで仕立てられており、
目には涼しさを、
肌には暖かさを感じられます。
ただし、フォーマルな場や茶道・華道などのお稽古では
昔ながらのルールが優先されることも
多いので気をつけたいところです。
汗ばむ日に袷の着物を着る場合
夏用の絽や麻の長襦袢を合わせれば
マナーを守りつつ涼しく過ごすことができますよ