【恥をかかない為の着物マナー】

8月のやまぐちも賑やかな店内でした🎶

 

毎日の様に七五三のご相談をいただき僕ちゃんやお嬢ちゃん達がもう可愛らし過ぎて

年々タレ下がりつつある目尻が尚も一層下がってしまいました〜

女将の山口です

さて、今日は

何処に訪問するかに寄って事なるお草履の脱ぎ方をお伝えします

 

🔸料亭を訪れた時

料亭での玄関の上り方

料亭や旅館の玄関を上る時は、正面を向いたままお草履を脱いで、まっすぐ上がります

お履き物の向きを直す必要はありません

 

お草履は脱いだままで、女将や下足係の方にお任せするのがスマートです

後ろ向きになってお尻を向けて上がるのは美しい所作ではありません、注意したいところです

 

数名で訪れた場合は一度に上がらずに、1人ずつ順番に上がりましょう

料亭ではコートを着たまま上がってもOKです

*かつてわたしも料亭で自分でお草履を整えていました

知らないって恥ずかしいですね

恥ずかしい事に気付かないって事も恥ずかしいですね

 

🔸個人のお宅を訪れた時

個人宅でお玄関を上がる時は

履き物は訪問側が揃えます

 

その時も後ろ向きで上がるのは美しくありません

真っ直ぐに上がってから

膝をついて、お履き物の向きを変えるのが正しいマナーです

(お家の方に背を向けない様に、斜めに膝をついてお草履に近い方の手を伸ばします

お草履は中央を避けて(下駄箱があるほうに寄せておきます)

*個人宅ではショールはチャイムを押す前にとって軽く畳んで手に持つか袋に入れる

コートは玄関先で脱ぎます

 

あ、もちろんお草履だけじゃなく

靴でも同じくお尻を向けて脱ぐのはスマートではありません

普段している事諸々

そのままでてしまうので

 

 

日頃から 心ある所作を心掛けたいですね。