奈良 生駒市 帯ときものやまぐちです。

本日のblogはスタッフまりこです。

 

着物の魅力はなんといっても、日本らしい色彩と、四季を感じさせる美しい模様。

 

 

 

花や鳥、そして縁起が詰まった日本古来のモチーフではないでしょうか?

 

 

 

その中にはたくさんの意味が込められています。

 

 

 

日本人が着物を着こなすときには、季節感や出向く場へのこころをこめて、着物を選びます。

 

 

 

しかし 、ドレスコードなどが決まっている洋装でも、その日の気候や気温に合わせて自由に選べますが、

 

 

 

和装では必ず暦の上で決められた装いが大切になるほど。

 

 

 

そして着物を選ぶ際、どんなに細かい和装のルールをまもってみても、うっかり季節感を間違えれば台無しになってしまいます。

 

 

 

そんな季節感があふれた着物には、素材、模様、色、など、工夫を凝らした美しさが詰まっています。

 

 

 

それは日本人が大切にする季節感の表現であり、こころです。

 

 

 

例えば、着物の柄はたくさんありますが、特に気をつけないといけないとされる花の柄。

 

 

 

和装の世界では「花と一緒に咲くのは野暮」とされます。

 

 

 

なので、花の模様の着物をきるのなら、そのモチーフの花の満開期の一歩手前の季節に召すのがいいとされます。

 

 

 

そのぐらい、四季と着物には深い関係があり、日本人が自然を大切に慈しむ心を感じます。

 

 

 

海外からみると、そんな日本人特有の自然にたいする深い敬愛心が、さらに着物の魅力を深めているのではないでしょうか?

山口美術織物 献上春菊文 袋帯 和田光正 金彩友禅 訪問着

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